Android開発者向けの新しいIDE、Android StudioはIntelliJ IDEAがベースです

サンフランシスコにて開催中のGoogle I/OにてAndroid開発者向けの新しいIDE、Android Studioがリリースされました。
Getting Started with Android Studio | Android Developers

これにつきましてJetBrainsのブログにてアナウンスがありましたので翻訳文を掲載します。
IntelliJ IDEA is the base for Android Studio, the new IDE for Android developers

Android新しい開発環境であるAndroid Studioのリリースを喜ばしく思います。Android StudioはJetBrainsとの協業でGoogleが開発しており、IntelliJプラットフォームや、既存のIntelliJ IDEA Community Editionの機能がベースになっております。

IntelliJ IDEAはAndroidアプリケーション開発を何年にもわたりサポートしてきました。JetBrainsはAndroidデベロッパのニーズに注意を払っており、リリースを重ねる度に利用ユーザーは増えてきました。

JetBrainsは強固で、可能な限りそのまま使える(out-of-the-box experience)製品を提供することに常に注力しています。IntelliJ IDEAは競合製品と比べて圧倒的な生産性、コード解析エンジン、すばらしいユーザーインターフェースを備えています。

また、JetBrainsは常に協業(collaboration)に対してオープンです。IntelliJプラットフォームは2009年にオープンソース化し、それ以来2社がIntellIJプラットフォームをベースにした開発環境をリリースしています。そして今回、Googleの用に評判の高い企業により我々の努力が受け入れられたことを喜ばしく思います。

JetBrainsはGoogleと密に連携し、Android開発者向けのIntelliJプラットフォームをベースにした可能な限りベストなエクスペリエンスを開発しました。協業の結果がAndroid Studioになります。本日よりプレビューリリースをお使いいただけます。我々はこの新しいプラットフォームが幾千もの新しい開発を惹きつけ、Androidアプリケーション開発をもっと楽しいものにすると確信しております。

なおAndroid StudioのリリースによりIntelliJ IDEA Community EditionからAndroidサポートがなくなることはありません。これまでと同じくCommunity Editionは無料でJavaやAndroidアプリケーション開発にご利用いただけます。GoogleとJetBrainsが協力して開発した新機能も含めていくことになります。今後もInteliJのコアエクスペリエンスと、Android Studioの改善に向けて最善の努力を続けて参ります。

本日リリースされたIntelliJ IDEA v13の最新版EAPにアップデートされたAndroidサポートが含まれることにお気づきかと思います。是非お試しの上フィードバックを頂ければ幸いです。IntelliJ IDEA v13には新しいプロジェクトウィザードとAppEngine cloud endpoints連携機能を除くAndroid Studioの全ての機能が含まれています。今回のEAPに含まれなかった2つの機能についても数週間のうちにリリースされるEAPビルドに含まれる予定です。

IntelliJ IDEA v13はIntelliJ IDEA 12のライセンスをお持ちの全ての方がご利用いただけますので是非お試しください。